『敗北と死に至る道が生活』その605
(映)『扉の向こう』を見てきた。(TV)テレビ放送もあった後なのであまり期待せずに行ったのだが、なかなかよかった。テレビでは放送されなかった部分に私は宮本の確信を見た。映画を見ていない人もいるだろうから詳しくは差し控えるが、アルバム『扉』のコンセプトはそういうことだったのか。と、思うところが2、3あった。そういうことを頭に入れてから再び聴いてみるとかなり染みるものがある。どうせテレビと同じっぽいのだと思って行くのをためらっている人がいたら是非映画館で見たらいい。DVDにもなるらしいが、大画面で見られるチャンスは今後無いだろう。
他の世代にこびることなく、自分が生きている世代の中でしっかり生きることを改めて感じた。