『敗北と死に至る道が生活』その630
私が見るテレビ番組は安上がりだ。『松本紳助』も『きらきらアフロ』もお金かかってない。制作費のほとんどが出演料なのだろう。どっちもトークだけで成り立っている。2人に勝手に喋らせておけば番組が出来てしまうのだから大したものだ。こういうスタイルは何が元祖なのだろうか。『パペポ』以前にもそういうスタイルの番組があったのだろうか。『パペポ』では暴走する鶴瓶を上岡龍太郎がころがす立場だったのが、今や鶴瓶が松嶋をころがす立場になっている。フジテレビでは放送禁止のイチモツを出した男がNHKでは町をふらついている。鶴瓶はどこ行っても「つるべい」か「つるべー」か「つるべぃ」と言われてしまう。