『敗北と死に至る道が生活』その656
作詞をしてみた。『レヴォリューション・ナンバー・ゼロ』
私はいなかで生まれ
毎日こつこつ野良仕事をした
薪で沸かした風呂に入り
自分で採った野菜を食った
買ってきたほうが安いんじゃないかという疑念と共に
たまには新鮮な魚を買い
いつのまにか住み着いた猫と食べた
乾いた風と青空と
みすぼらしいシャツに蝉がとまった
この世は少しガンマ補正した方がいいんじゃないか
月と太陽が回転して
夜中にねっころがれば
意外に早く星が動いた
四季が回転してる
空が回転してる
頭が回転してる
人生が回転してる
地球が回転してる
止まったら前のめりにこけるのだろう
深爪だけが気になるところだ