『ゴカイを餌にした魚の内臓にはゴカイが入っている生活』その734
『風』のジャケットはあれでいいのか。風をイメージしたのか。ミヤジが3歳のときに書きましたとか、そういうのか。違うか。まぁいいかどうだっていいか。『死にゆく妻との旅路』という本を読んだ。400円弱だったからなにげなく買ってみた。
『世界の中心・・・』では泣けなかった私(立ち読みで完読したからだ)だが、『死にゆく妻との旅路』では泣いた。『世界の中心・・・』は若すぎてよくわからん。というか若い頃から純粋な心など持ち合わせていなかった。
『死にゆく妻との旅路』は実際の話だから汚い。ただ、生きるとか死ぬとかいうことは実際問題汚いものだ。匂う。しかし妻は幸せに死んでいったのだろうと思う。旦那の手記だから旦那の目線でしか語られていないが。
釣り糸のシーンは泣かすなぁ。あーノンフィクションか。ノンフィクションはただノンフィクションというだけでフィクションを超えるパワーを持っている。だからフィクションとしてノンフィクションを書けばもっと凄いことになるのだろう。もちろんいい意味でだ。