『キチガイは放送禁止生活』その942
色は突き詰めていくと粒になる。全ての物質は分子で出来ているから分子単位に色を持っている。インクジェットで印刷するということはこの粒を紙で再現している。だからあながち間違いではない。青い屋根は青いペンキを塗ったに過ぎない。青いペンキは人間の目に青く反射する物質に過ぎない。すなわち青くないかもしれない。が、全ての人間が青く見えるというのだから、それはそれで『青』と認めざるを得ない。青が青であるということは単にそういうことだ。犬が見たら灰色かもしれない。そういう状態に近い人間のことを色弱と呼ぶ。しかしこれは単なる個性なのかもしれない。しかし個性で信号を間違えられたら事故になってしまう。やはり青は青であって欲しい。何を言っているのだ。私は。