『部屋の掃除をした生活』その1176
玉川緑道のベンチには鳥の糞が落ちている。幾匹としれぬ鴉の群れ。傍らに住む人々はカァカァと鳴く声が五月蝿かろう。ただ存在する。それだけで嫌われるのなら、せめて五月蝿く鳴く行為を自粛しようとは思わないのか。私の口癖は『どうせ死んでしまう』だ。周りの人はそれを嫌がる。『それを言ったら何も出来ない』と。最後まで言わないからだ。『どうせ死んでしまうのだからより一層生きてやろう』だ。私は人に理解されようと思わなくなったので敢えて誤解を招くようなことばかりしている。いつのまにかそういう人になってしまったので、周りも自分もそう思っている。