『味覚の違い』その1219
日本・ドイツは思い上りを叩かれたがフランス・中国は未だに中華思想なのだろう。『日本は神の国』発言で物議をかもした森元首相にモン・サン・ミシェルですれ違ったのも何かの縁だろう。難しいことは置いておいて、フランス料理はおいしくない。パンもおいしくない。あんなものが世界三大料理の一つだと誰が言い始めたのだろうか。おそらくフランス人だと思う。中華料理はおいしいと思うし、トルコ料理に至っては馴染みが無い。中近東だからおいしいかもしれない。
フランス料理はおいしくないどころか、不味いとさえ感じるのは私だけなのだろうか。私だけなのだろう。一緒に行った彼女も『おいしいものがない』と言っていた。私たちだけなのだろう。だってフランス料理はおいしいから高くても行く価値があるとされているのだから。
エッフェル塔にある『ジュール・ベルヌ』というレストランで食事をした。フォーマルで来いというから、スーツを着ていったが辺りを見回せば、パーカーやトレーナーで来ている人もいてがっかり。店に敬意を表して行ったのだが。パーカーやトレーナーの客は入店させないくらいの勢いはないのか。星がついたレストランだ。『食べられた』という意味では評価しようかとも思う。食べなかったのは満腹で残したデザートだけだ。
星ったってミシュランが勝手に決めたもので、日本で言えば横浜ゴムがランキングをつけているようなものだ。あんな格付けに一喜一憂している。ミシュランが東京版を出すとか言う噂がある。味覚が違うのに分かるのか。私が決めていいのなら松屋は三ツ星レストランだ。
イギリスのように『私の国は料理に関しては貧弱です』と認めている国はいいが、フランス料理はフランス人がおいしいと思うのは勝手にそう思っていればいい訳で、自慢するようなものではない。台湾・日本の方がよっぽどおいしいのだ。私が過去行った国で言えば台湾はどこで何を食べてもうまかった。アジアの味覚だからアジア人がおいしいと思うし、きっとヨーロッパの人にはおいしいと思われないのかもしれないから自慢をしないが。
フランスに行って食事に困るとは思わなかった。マルシン・ハンバーグが大好きな私が何を言おうが気にしないでください(猫低頭)。