『火災報知器の義務化』その1696
ゴキブリがダメで、かぶと虫ならいいのはどうしてかという議論があった。姉と。まず『速度』ではないかと。ゴキブリはサッサっと動く。かぶと虫がすごい速さで歩いている姿を目撃したという情報は今のところ無い。よって今後も無いだろう。速いものは怖い。ナイジェル・マンセルだって歩いていればどうってことはない。
では、ゴキブリがゆっくりだったらどうだろうか?やはりダメなのではないか。よけいにダメなのではないか?このことから『速度』というファクターはあまり重要ではないと結論した。
次に『油』ではないかと。別名あぶら虫だが本当のあぶら虫は蟻と共存している小さな虫だ。ゴキブリを触った記憶はないのだが、きっと表面にアブラっぽいコーティングがされているて、ベタベタするんじゃないか?というイメージ。カブト虫は何度も触ったことがある。割とさらっとしていてベタつかない。女性が好むクリームの表現であるが、クリームはどんなに頑張ったってさらっとしてはいないと思う。
話はクリームではない。ゴキブリだ。本当に油べたべたなのかどうか予想でしかないし、確定出来ない。なぜなら今後目撃したからといってゴキブリを触って確かめようとは思わないからだ。イメージで決め付けたらゴキブリに悪い。
だから『出現場所』だ。ゴキブリはかなりの勢いで我々の日常に飛び込んでくる。やれ台所。やれ台所。一瞬風呂場のやれ台所。明かりをつけたその瞬間に冷蔵庫の裏に隠れる。『見えないけどいる恐怖』。だって一匹見たら百匹いるだか忘れたがそんな諺も在る。ゴキブリが台所でなく、木にいたら主婦との交わりが無い。団地妻との交わりが無い。いやいや変な意味じゃなくて。
かぶと虫がふいに台所にいたらどうだ。かぶと虫が早かったらどうだ。かぶと虫のメスが早かったらどうだ。かぶと虫のメスが油ベタベタにして早かったらどうだ。
何故メス。