『敗北と死に至る道が生活』その535
気に入ったある曲を数値化して、それに似た数値を持つ曲はおそらくお好みの曲ではないか?ということを実現したソフトがあるということを知って早速エレカシで試してみた。エレカシのアルバム毎に、そのアルバムが他のアーティストのどのアルバムに似ているのか分かるという優れものだ。例えばエレカシのファーストアルバムは、フランク・ザッパ、プリンス、コステロ、ビッグオーディオダイナマイト、レモンヘッズ・・・と分析された。感心したのは、ほとんどが私がかつて好きだったバンドだったことだ。ビッグオーディオダイナマイトかぁ。元クラッシュのミック・ジョーンズのバンドだ。
続いてセカンドを分析してみる。プリンス、ツェッペリン、コステロ、ドゥービー・ブラザースが出てきた。セカンドでツェッペリンが出てくるとは素晴らしい。なかなか面白いソフトだ。
続いて『浮世の夢』を分析してみる。うぁースプリングスティーンの問題作『The Ghost of Tom Joad』が出てきた。ちなみにアマゾンの評価ではこんな感じ。引用すれば、
みずからの霊感のおもむくままにつくり上げたもの。たぶんそのために、商業的にはさしたる成果を上げられず、もう1度スプリングスティーンと一緒に『Nebraska』のような暗い旅に出てみたいという忠実なファンだけが盛り上がるという結果となったのだろう。
すげぇー。まんま『浮世の夢』の評論のようだ。面白すぎるこの分析は明日の続きとしましょう。ではでは。