『敗北と死に至る道が生活』その1753
やってしまう&やらないの境界線が怖い。昔、富士通に派遣されていた頃、大型汎用機に非常停止スイッチというのがついていて、これには手を触れないようにと教えられるのだが、無口な同僚が夜勤のときに触ってしまった。そいつは富士通から派遣を停止された。触っちゃダメといわれると触りたくなる。通常の自分なら絶対にやらないが、そうでない自分がいつか現れるのではないかとびくびくしている。
ダンナでもなけりゃ妻もいないが、DVをやる男の気持ちが少し分かる。可哀想で仕方が無いのだ。自分なんかにいじめられている嫁が。あぁ可哀想にと思いながら、そう思いたいがゆえにいじめてしまう。やらないけど。やってしまう自分がいつか現れるのではないかとびくびくしている。
先週、夜中に拉致される夢を見た。夜中に飛び起きてカギを確認した。うちの姉は戸締りが気になって実際に外出先から戻ったことが何度もある。だから最後に出たくないとか。でも最後に出ないのはそれはそれで、子供がちゃんとカギを閉めて出ただろうかと気になるそうだ。何かにおびえている家系なのか。疲れる。
びくびくびくびくしながら生きている。みんなそうなのだろうか?