『敗北と死に至る道が生活』その2819
チャットモンチーのベースがいなかったので、ベースの人が辞めたんだと思ったら、ドラムがやめてベースがドラムをやっているそうだ。「データ」と「情報」の違い。データは住所。電話番号。性別。などバラバラに存在するもの。情報はデータの組み合わせ。「男」だけが存在してもどこの誰が男なのか分からない。組み合わせると個人情報になる。
Googleさんはあつめたデータを一元化して情報にした。すなわちGmail,Youtube,乗り換え案内、地図、文字検索。ログインした状態でこれを行うと全部の情報が吸い取られる。何に興味があって、どんな動画を見て・・・。悪意があればGmailメールの中身だって見える。Googleはそんなことしないだろうけど、ストリートマップの収集車が収集しすぎる問題とかあるから油断は出来ない。1つ1つのネット上に仮想の個人がいるようなものだ。Googleさんは、私が次のゴールデンウィークにバルセロナに行くことをうすうす感づいている。すなわち航空券を検索したり、成田エクスプレスを検索したり、バルセロナの地図を表示しているから。
そういう人が次に「バルセロナ」を検索するとサッカーの情報でなく、観光の情報が優先的に出てくる。便利と言えばそれまでだが少し気味が悪い。
マイクロソフトがこの姿勢を批判している。