『敗北と死に至る道が生活』その1966
高校に合格した息子がおばあちゃんに貰った合格祝い3万円を母に告げずにプレステポータブルを買った。という話を聞いた。「おばぁちゃんに3万円貰ったよ!と母に報告すべきだろう。」というごく当たり前の会話しか出来なくて後悔している。この場合の一番正しい会話は「で、何色買ったの?」だ。会話に不正解はないが正解がある。だいぶ会話の質が落ちてきていると実感している。枯れてきた。こんなことではダメだ。普通の会話というのは雑音でしかない。「とっさに何を言えるか」。ひな壇芸人の見せ所だ。もっと勉強しないと。ひな壇でも芸人でもないが。