『敗北と死に至る道が生活』その2018
仕事のグチなので「そんなこと聞かされても」「憂鬱な話は今日はいやだ」「時間がない」「もう眠い」「蒸し暑い」「すげぇ洗ってるのに水虫が発生した」という人はスルーしてください。明らかに間違った仕様書を貰って困っている。理論的に辻褄が合わない。こんな仕様書を作る人が「仕様書を作る立場」に立てるのだから不思議だ。
私には歌は作れない。だからデータベースやプログラムを作っている。少なくとも自分の係りは全うしたいものだ。本当は仕様書を作った人に教育的指導をしたいのだが、そんな時間はないし、正社員同志でやって欲しい。害虫の私の出番ではない。
間違った仕様書はびっしり文字で埋まっていた。これで達成感があったのだろうか。よく見るとそれぞれの条件に同じことが書いてある。同じことが４箇所くらいにある。きっとコピーして貼り付けたのだ。一見、仕事をしたように見えるが、「仕様書はスカスカ」が理想だ。
タミヤ模型のプラモデルの説明書は絵と矢印と色の指定。しかも４ヶ国語でシンプルに書いてある。文章らしきものはない。理想だ。
同じことが４箇所くらいにあると、訂正するときも４箇所だ。「＊に同じ」としておけば一箇所ですむ。そういうことは経験して覚える筈だが。。。。若い頃に上司に恵まれなかったか、我が強いかどっちかだろう。今更誰も注意できない年齢になっている。
他と違う箇所だけ書け。違うところが同じものに埋もれて間違い探しのようになっている。時間を返せ。いざ稼動したらボロボロだろう。こういう人に限って「急ぎで直してください」と言う。自分で整理できていないからだ。
遊びでやってる人も真面目にやってる人も給料に大差がない。ならば遊びでやった方がいいのではないかと共産主義が崩壊する原因的な行動に出る人もいるが、成り下がってどうする。
昔、優秀な人が、この人が作った仕様書６枚を１枚にまとめて、「こうやればいいんですよ」と教えたら、自分のやり方を否定されたと思って逆ギレしていた。あほだ。せっかく教えてくれているのに。事なかれ主義で放置している人間よりよっぽど愛情深い人に対して。
こういうヤツが中央大学の教授を刺し殺すんだろう。注意してくれる人。怒ってくれる人。教えてくれる人。こういう人は自分が年を重ねるごとに減ってゆく。みんな大人のフリをして生きている。アドバイスしてくれる人は大切にしたい。
いやな事は書いて忘れろと、今読んでいる小説に書かれていた。
駄文は自分の排泄物。それを読まされるほうはたまったもんじゃない。だからスルーしてくださいと断ったのだ。