『敗北と死に至る道が生活』その2059
椅子に座って伸びをしたら「立ちくらみ」がした。ネーミングが悪いのか私が悪いのか。パソコンのファイルを人質にとって身代金を要求するウィルスが出た。頭の悪い人は色々なことを考えるものだ。
土曜日の夕方、一ヶ月前から予約していた「焼肉ジャンボ白金店」に行って来た。一ヶ月前から予約開始だが、19時以降はすぐ埋まってしまう。開店前に着いてしまってしばらく店の前のベンチに座っていたら店員さんがほうきを持って出てきた。店前を掃除し、関係ない橋のほうまで掃除していた。
食肉のプロフェッショナルが肉を扱うとこうなるのか。としばらく言葉が出ないほど時限の違う肉を食べさせられた。tabelog も絶賛の嵐だが、みんな裏メニューをすすめるが、表メニューで十分うまい。うますぎる。
一発目のタン塩でやられる。今までのタン塩はなんだったんだろう。二発目のレバ刺にうなる。今までのレバ刺はなんだったんだろう。続いてカルビ、ロース。もったいないのでアルコールは頼まず白飯で食べた。そこらの店にも国産牛はあるが何かが違う。牛そのものが違うのではなく加工、保存、調味が違うのだろうか。
一頭買いなのでさまざまな部位が提供出来る。部位によってはメニューに載っていない裏メニューというのが存在していて、それを頼むのが”通”だとか。裏メニューはかなり高額なばかりか、表メニューで十分うまい。表メニューだけであればそこらの焼肉屋と変わらない値段でいただける。
タレを頼むとニンニクの効いたタレの状態で持ってくるのでテーブル小皿のタレなど要らないくらい。ここの肉はスジが全くない。口の中にひっかかるものは何も無い。それでいてカルビはとろけない。ちゃんと食感がある。食肉のプロフェッショナルが肉を扱うとこうなる。
店員もみな気が利いていて素晴らしい店だった。