『敗北と死に至る道が生活』その2186
私も今日まで知らなくて不都合がなかった情報。ドミニカ国とドミニカ共和国は別の国である。「知らなくて不都合がなかった」なんて言ったら、両国の国民に対して失礼か。両国ったって相撲の町ではない。東京には国立(くにたち)という地名が合って国立市立市民プールなどという紛らわしい建物があるかどうか私は知らないが地名って難しい。実際シドニーに行こうとしてカナダのシドニーに行ってしまった人もいたっけ。だいぶ昔の話だが、今でもそうらしい。台湾に出張した時、現地事務所の女子社員が私のレシートを奪い取って集めていた。台湾のレシートは宝くじになっている。月に一回発表がある。私はすぐに帰国してしまうのでどうでもよかったのだ。政府が企画運営しているのだが、目的は客が店にレシートを要求することにより、店は必ずレシートを発行するようになる。レシートの宝くじ印刷機能はレジに内蔵されているので、不正が出来ない。つまり税金をごまかせなくなり、小売店の税収はほぼ100%正しく納入されるという。これ考えた人は頭がいい。
もっと考えれば月にいくら以上のレシート10枚集めると何かになれば9枚持っている人は欲しくも無い消費をするかもしれない。景気もよくなる。こういうのを視察旅行で学んでこいっつうの。