『敗北と死に至る道が生活』その2273
勝谷さんのメルマガで「子供にマグロを喰わせすぎだ」と言っているのを読んで、そういやぁ私が子供の頃なんかマグロを食べる子供などいなかったと思う。ってうちが貧乏だけだったりして。よそが何を食べているかなんて興味も無かった。今は、時代がそうなんだろうけど、じゃぁ「ご馳走」って何だ。めでたい日に特別に何かを食べるイコールうれしいおいしい。病気にならないとメロンなんか食べられなかった。子供にいい物を食べさせるのは優しさではない。中目黒の A&W KITCHEN に行った時も子供連れがいた。子供にあんなにいい物を与えて、この先どうなるやら。むしろ不幸を与えている。
かつて島田紳助が言っていたが子供にはグリーン車に乗せないと言っていた。自分で稼いで乗れるようになったときの喜びを奪わないようにと。「やさしさ」とは「厳しさ」でもある。北川景子という女優を私はよく知らないのであるが、鶴瓶の A-Studio のゲストに来たときテストで 99点をもって帰ったら父が「あと1点どうした?」と言う様な人で、怒られると思いながら芸能人になりたいと言ったら「景子が決めたんだったらやれ」とも。自分で決める道が間違わないように育てた自信があるからそう言えるのだろう。「やさしさ」とは「厳しさ」だ。「きたかわ」でなく「きたがわ」というのも好感が持てる。そこ?
○○○休止の原因や○○○が想っていることは他のメンバーの演奏力の無さだと言われているが、そこに至るまでにメンバーを叱咤激励したのだろうか。我らがエレファントカシマシはスタジオだろうがステージ中だろうが気を抜くと本気で怒っていた。「厳しさ」は「やさしさ」だ。
大人になると誰かに怒られることは少ない。俺はこれでいいのだろうか?自問自答し周囲の迷惑にならないようにしている。それでやっと人並み。なるべく笑顔でいたい。