『敗北と死に至る道が生活』その2364
何を隠そうこうは見えて、「てんや」の大ファンなのであるが、全国チェーン店だと思っていたが関東と福岡にしかない。天ぷら職人は素材によって温度や時間を変えるが、アルバイトでもそれが出来るように、素材の大きさを変えることにより何を揚げるかに関わらず一定の時間で揚げるという装置を開発した。だから大量に安く短時間で客をさばける。客が多いから単価を下げられるという画期的なチェーン店なのだ。天丼１杯５００円。私にはご飯が多いのでご飯少な目を頼むと４５０円。４５０円でうまい天丼が喰えるのだからどうでもいいラーメンに６００円など出せない。結果ほぼ毎日「てんや」だ。”たれなし”にして塩で食べるのもうまい。”たれ”はテーブルにもあるので、魚介類は塩で、野菜は”たれ”ということも簡単に出来る。”たれ”とは別に醤油もあるので、すっきり食べたいときは醤油だけなど。４５０円でどこまでも楽しめる。
飽きさせないため季節ごとに違う丼を出すのだが、”じゃがいも”があったので頼んでみたが一度茹でたやつだった。じゃがいもの天ぷらというのは実家でやるので当たり前だと思っていたが、あまりやる家庭はないらしい。実家のは茹でずに生のまま薄くスライスしたやつを衣をつけて揚げる。ポテトチップスともまた違う。醤油と合うのでご飯が大量にすすむ罪なおかずだ。