『敗北と死に至る道が生活』その2399
子供の頃突然おいしいものを食べるとほっぺたの裏というか口の中の奥のほうというか耳の付け根のほうというか・・・というかが多すぎてよく分からないのだが、そこがきゅーんと痛くなってこれを「ほっぺたが落ちるほどおいしい」という状態だと思っていたのだが違うだろうか。大人になってからはもうない。おいしいものを食べなれてしまったのだ。きっと唾液の生産が間に合わずにフル稼働してるから痛くなるんだと勝手に想像している次第だ。そんなことはどうでもいいが、ジャズクラブで「太陽ギラギラ」とはよく考えたものだと思う。拍子が独特だから。楽器が徐々に消えていってミヤジのあえぎ声だけになったところなんかセクシーだった。今だ余韻に浸っている。それほどまでに強烈だった。