『敗北と死に至る道が生活』その2452
今日は新宿のタワレコ上映会の19:00を見てきた。育ての親的な人たちへのインタビューが興味深かった。「電話の詐欺にはハローページが使われているので、掲載を希望しない場合は連絡してください」という新聞広告を見た。
なるほど、今時ハローページに電話番号なんか載せている個人は情報漏えいに対する意識も低い。若い人がいればアドバイスも出来るから、恐らく老夫婦か老人の独り暮らしだろう。つまり騙されやすい家庭が一冊にまとめられているのだから、詐欺グループにとって便利なことこの上ない。
となると例の新聞広告は間違っている。「掲載を希望”する”場合は連絡してください」と言うべきなのだ。そうすりゃハローページ自体がなくなるだろう。あれを印刷して配る会社ってのはどうせNTTの半天下りだろう。
今は固定電話を入れていないが、前のマンションで各戸の玄関先にハローページを置いてあった日の翌日にはゴミ捨て場にみんな積んでいた。「ハローページは再生紙で・・・」。いやいや存在しない方がよっぽど環境に優しい。利権がらみで必死な人たちはエコなどどうでもいいのだ。