『「ふえるワカメとスリ減るカツオ」の巻』その2526
「エンディング・ノート」を書いた。
コクヨが出しているノート。遺書ではなくもっと具体的な生活内容。死後に遺族が困らないようにメモしておくノートだが、突然の入院などにも役立つと書いてある。確かに。私は都民共済やがん保険に入っているが、振込みばかりで請求なんかしたことがないからどう手続きすればいいのか自分自身でもよく分からない。手続きを忘れて保険会社の丸儲けっていう事態は結構多いのかもしれない。自動引き落としなんか本人が死んでも口座があれば抜かれ続ける。
奥さんが入院したら家賃の振込先から方法までさっぱり分からなくなるなんていう事態にも対応できるから家族全員書いたほうがいい。靴下の場所が分からないなんてのは論外だが。銀行、保険、クレジットカード、プロバイダー、臓器提供の意思、家紋、葬式のやりかた、呼んでほしくない知人、見知らぬ町で買った風船。プライスレス。。。などなどを各ページに記入欄を設けている。遺影にしてほしい写真、葬式で流してほしい曲なども CD-Rを入れる袋ページまである。自分で項目を挙げるのは大変なので助かる。暗証番号は直接書くなと注意書きがあるが書いてしまった。泥棒に入られる確率と死ぬ確率は同じようなもん?
このノートを親にプレゼントしようと思ったが、受け取った側の気持ちは微妙だろうから躊躇している。一旦「俺、こんなの書いてる」と見せて反応をうかがおうと思う。一番重要なのは「そんなノートを書いてある」という事実を誰かに伝えないと全く役に立たない。親より先に死ぬことはないだろうけど、明日事故に巻き込まれる可能性だってゼロではない。酔った勢いで殴られて非常階段から逃げる最中に死ぬ可能性だってゼロではない。パラシュートが開かない可能性だってゼロではない。ノートごと燃えてしまうから火事が一番怖い。武士は喰わねど火の用心。
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