『敗北と死に至る道が生活』その2529
Sガストに行ったら味噌汁をかけられた。と言ってもみなさんが想像するように頭からかけられた訳ではなく、ほんの少し傾いた程度なのでテーブルが少し濡れ、スーツにしぶきがかかったくらいだが。薄利な店なのでクリーニング代など請求したら、客30人分くらいの利益が吹き飛ぶだろうから何も言わなかった。どうせ「そろそろクリーニング出さなきゃ」ってなスーツだったし。では、クリーニングに出したばっかりのスーツだったらどうだろう。やっぱり言わなかったと思う。おばちゃんの時給が吹き飛ぶかもしれないし、悪気があった訳じゃないし、死ぬ訳じゃないし、失敗は誰にでもある。高級店だったらクリーニング代くらいくれるんじゃないか程度にゴネて(直接いえないのが小心者だ)みるかもしれないけど。いずれにせよ汁物を提供するなら薄利な店も高級店も気をつけたまえ。あと飛行機のスープ提供も。自分が頼んだやつならまだしも無関係な隣人がスープを頼んで私の前経由で提供されるときはドキドキする。客室乗務員は着陸寸前に乗客よりしっかりしたF1レーサーばりのシートベルトしてるし。「着陸ってそんなに危険なのか?」と思う。ってこれは汁物と関係ないか。
なーんて思えるようになったのはつい最近のことだ。