『敗北と死に至る道が生活』その2569
電車や飛行機に乗って子供が泣くとうるさい。泣いてる子供の親に対して「ちっ」というような態度のヤカラもいる。あんたは2時間やそこら我慢すればいい。親は24時間、365日。ある程度に成長するまでずーーーーっと続く。お母さんだって泣きたいよ。そんな女性に対して私は「ちっ」というような態度はとれない。かといって笑顔で「大変ですね」と言うまでの勇気もないクソじじいだ。朝。通勤路。小学校。正門前。子供たちが通行人全員に対して「おはよーございまーす!」と声をかけている。私は自転車通勤なのだがささーっと前を通りがかると「おはようございます」と言う。徒歩の大人たちも返していると思う。ここでは黙っていることの方が恥ずかしい。
一方会社では「おはようございます」から「お先に失礼します」まで誰とも話さなかった。男は寡黙。というか私に世間話をふってくる人がいない。「へぇ~」と言いながら「その話どうでもいいわ」と思っているのがバレているのだろう。