『敗北と死に至る道が生活』その2580
会社の暖房が最低レベルなのでスーツの上着を脱がなくてすんでいる。おかげでアイロンをしていないワイシャツでも大丈夫だ。電気を使わない生活。通路なんか電気を半分にしているが、普段からこれでいいんじゃないかと思う。先日羽田空港に行ったら照明が落とされていて逆に格調高い雰囲気になっていた。ヨーロッパなんか薄暗い感じが雰囲気をよくしているくらいだ。日本は明るすぎた。東京電力は普段から節電を呼びかけて「電気を大切に」などと言っている矛盾に気がつかなかった。オール電化の我が家は困ってしまった。本気で節電を呼びかけるならIHじゃなくてガスを推奨すべきだろう。「ガスと併用してね」が正しい。
「素晴らしい日々を送っていこうぜ」「悲しみはいらない優しい歌だけでいい」
特番のエレカシと Music Station のCocco が異彩を放っていた。ミヤジの照れ、Coccoに至っては某掲示板で「寝ていた」と言われる始末。どちらも「ここでこんなことをしていていいのだろうか?」という葛藤の表れだと思う。それはサッカーも一緒だった。ザッケローニが言った言葉が印象的だった。カズのゴールに対して「得点されてうれしかったことは初めてだ」と。涙腺がゆるゆるなのでちょっとしたことで泣いてしまう。強さが冷徹ならば弱くていい。優しくなければ生きる資格がない。byレイモンド・チャンドラーってか。
東北という日本の駆動力が一時的に失われたのだから他の地域はその分、駆動力を上げていかなければと思う。私はいつも以上に経済活動を回すべく、デパートや通販で散財している。買いだめじゃなくて。スーツやらDVDやらCD。
Queen のリマスターを買った。昔から好きすぎてレコード盤を持っていたので逆にCDを持っていなかった。
町へ出かける度に募金活動をしているが、私はそこを素通りしてしまう。「ネットで振込みをした」なんていう事実は募金活動の人々は知らないから「東京のヤツは冷たい」と思われているかもしれない。新党日本に募金をすると即効で使われると聞いたのでまた振込をした。それでもパチンコ屋は電気を使い営業をしている。なんだかなぁ。
人はそれでも前へ行かなければならない。生きてる間、涙は枯れない。それでいい。