『敗北と死に至る道が生活』その2635
メンバー、スタッフ、お客さん。ツアーお疲れ様でした。今朝の勝谷さんのメルマガで驚いた。「たかじんのそこまで言って委員会」で収録したはずの橋下大阪府知事vs関西電力のコーナーが丸ごと流れたそうだ。流れたというと分かりにくいか。オンエアされたという意味でなく潰されたらしい。あれだけの事故があって電力会社とマスコミの構図にまだ利権が絡んでいるとはたまげた。たかじんは東京は規制が多すぎると言ってオンエアさせないが、関西までそうなってしまったんだったら「番組をやめる」というおどしでもすればいい。
コメンテーターは政治の悪口ばかり言って「じゃぁ俺がやろう」ってのがいないと思っていたが、少なからずいる。猪瀬東京都副知事は「東京の副知事になってみたら」で「結局、みな政治家の悪口を言って溜飲を下げているのだ」と言ってから政治に関わった。文句だけ言って遠巻きに見ている自分が許せなかったのだろう。男だ。猪瀬さんはガスタービン発電を視察、検討。全て包み隠さずツィッターで発表している。民間の電気会社でなく「都営電力」ってのがあればいいのに。
東国原元宮崎県知事がバラエティー番組に出ていた。移動の車で都庁の脇を通ったとき共演者が「都知事か総理になりたいですか?」と問うた答えが「地位をとりたいのではない、目的は地方分権であって手段として都知事や首相があるだけだ」と言っていた。至極真っ当な考え方で、この人に一度首相をやらせてみてはどうかと思った。庶民感覚が分かるし、万が一ぶれても北野武や、テレビタックル組。テレビタックル組ニアリーイコールたかじんのそこまで言って委員会組でもあるから浄化作用がいくらでも働く。
菅直人なんか総理大臣になることが目的だから、達成してしまったあとは何もしない。ただ総理の座にしがみつくことのみが目的なのだ。いつのまにか本屋に行くのが目的になってしまったことに気がついていない。
「こんなまぬけなことってないよな、大思想、大思潮にあこがれていたのに、今はもう、張り合いがないんだ。」
この時期に「定め」を選曲したのはそんなことも考えてか。あっぱれ。