『敗北と死に至る道が生活』その2652
会社のおばさんで筆立てにストローを何本もさしている人がいる。恐らくコンビニでもらうたびにさしているのだろう。となると貰っても使っていないということだ。使わないものを溜め込んでいる。貧乏性でみすぼらしい。「奪い合えば足りないが分け合えば余る」。
「PRAY FOR JAPAN」に書いてあった。貧乏性なおばさんは奪いあって結局腐らせるんだろうな。と思った。3月だか4月だったか被災者の知り合いの方からメールをいただいた。その方は配られたものを受け取らなかったそうだ。分け合えば余る。そうありたい。
プロ野球の人気低迷・地上波のゴールデンタイムの視聴率が全局10%未満・宅配新聞の契約数減少
と
原発問題
全く関係なさそうではあるが、正力松太郎という名前は聞いたことがあると思う。
読売ジャイアンツ
読売新聞
日本テレビ
これらの父。
と同時に原子力発電所の父でもある。ナイターをやって新聞を印刷してテレビを映すには電力が必要だった。軍の飛行場だった福島県の沿岸はその後、塩田になり、塩田が衰退したので広大な土地が余っていた。塩があって田んぼにも出来ない土地。そこに原発が作られた。江戸時代以前から東北地方は江戸から搾取されっぱなしだ。可愛い娘がうまれたら吉原に買われていく。たしか「カムイ伝」も東北の話だった。
プロ野球の人気低迷・地上波のゴールデンタイムの視聴率が全局10%未満・宅配新聞の契約数減少
こんな時期に原発問題が起こるとは皮肉なものだ。
私もこうは見えても子供の頃があって、王貞治・長嶋茂雄のプレーを日本テレビで見て、翌日の新聞を切り抜いてスクラップブックを作っていた。昭和の栄華の一部は正力松太郎によって作り出されたものでそれに踊らされて私たちは喜んでいた。神様はいい加減にしろと一喝したのかもしれない。なんていうと石原都知事の天罰発言になってしまうか。時代が変わったのだから意識も変えていかないといけない。
「津波と原発/佐野眞一」を読んで。
あとこんな雑誌も買った。
週刊誌週刊誌と言って普段は小馬鹿にされるが大マスコミが書けない真実も臆せず書けるのはもはや週刊誌だけだ。