『敗北と死に至る道が生活』その2917

テレビガイドを買って来ました。「コンビニ」「サンドイッチ」といった日常的な言葉を含んでいることについて聞かれていた。ストレート期だからか。
きゃりーぱみゅぱみゅは KPP でいいそうだ。
そんなことはどうでもいいが、来月誕生日なので、嫁から「何が欲しい?」と聞かれるが、中年男が欲しいものなど何一つない。「ないからいらない」と答えるとそれじゃダメだと言う。やさしさではなく自分の誕生日プレゼントも買ってもらえなくなる危険性があるからだと思う。こういう危機回避能力には目を見張るものがある。私のは予算1万円だが、嫁には何故か3万円という、いつのまにかそうなってしまってそれが既得権益になっているので、なかなか止められなくなってしまったのだろう。天下りの政治家か。既得権益なぞ、かなぐり捨てたまえ。ミヤジを見習え。
女性はバッグなど沢山持ってるくせに「バッグが欲しい」と言う。バッグの中に小さいバッグ入れてみたりする。ロシアのおもちゃか。靴もはききれないほどあるのに、「靴が欲しい」と言う。イメルダ婦人か。そうかと思うと季節の変わり目に「服が無い、服が無い」と言っている。じゃぁ去年の今頃、裸で暮らしていたかと言えばそんな記憶もない。忘れっぽい私ではあるが、嫁が裸で町を歩いていたらさすがに記憶しているはずだ。それとも私の知らない時間帯に裸で町を歩いていたのだろうか。ヤリ持ってジャンプしながらであれば不自然ではない。本当かよ。
なので、自分のプレゼントを探しにデパートに行く。デニムを見れば「持っている」。シャツを見ても「持っている」。靴を見ても「持っている」。帽子を見れば「持っている」。持っている物の指差し確認のようだ。余計に買っても同時には着られないのだし、出かける前に「数種類の中から選ぶ」という余計な作業が発生してしまう。歩きつかれて、一体何が目的なのかわからなくなっている。タリーズを探すが見つからずいったん喫茶店で休む。
要らない物を探している。こんな贅沢なことがあっていいのだろうか。世界で一番虫歯が少ない国がガーナで、ガーナの子供たちはカカオの収穫作業をやらされるけどチョコレートは食べたことが無い。なんていう話を聞かされると、のんきにチョコレートなど食べていてもいいのかと考えながらチョコレートを食べていた。
ガリガリ君プレミアムが高すぎる夏。2012年の夏は一度きり。毎年そうか。ならば貴重な毎日だ。AKBの選挙など見て時間を無駄にするな。こんな日記を読まされるほうがよっぽど時間の無駄ってか。どうもすみません。