『敗北と死に至る道が生活』その3010
バラエティー番組などというものの存在意義は、出演者側の金儲けのためであって、視聴者の時間と脳みそを浪費する娯楽なのであるから、そのことを覚悟して見なければならない。何も考えずにバラエティー番組などというものを見ると思考回路がおかしくなり、今の日本のような状態になるのである。そういう人が増えれば政治がやりやすくなるので、政府はこれを放置している。中国と真逆なことをやっている。だから中国は極端に尖っていくし、日本は極端にヘタレになっている。そんな状態でヤジロベーがつり合う分けもなく日本が左に傾くのである。これをアメリカから見るとどうやら右に傾いていると思われているが、国内から見ると左に傾いているから石原都知事が舵をとってどうにか右に傾けようと努力しているのだけの話か、若しくはアメリカから見ると左右が反転しているのかとも思える。右とか左というのは立ち位置によってどうにでもなる。などという屁理屈を念頭においてバラエティー番組などというものを見ると、有吉やジュニアという少しこっちよりの人間を入れてバランスを取ろうとしているものだから、このバランサーを勘違いして一部の知識層もバラエティー番組を見ている。これは私が心配するほどのこと以上に何か根本的におかしくなってゆく気もする今日このごろだ半袖じゃ寒い。