『敗北と死に至る道が生活』その3422
「笑っていいとも最後の日、僕らは何に対して『いいとも!』と答えるのだろう」というサブタイトルに惹かれてTVブロスを買った。32年か。高校生のころ「笑ってる場合ですよ!」を見た記憶がある。B&Bやツービート全盛期のころ。B&Bは何が面白いのかよく分からなかったが、ツービートには腹を抱えて笑った。カセットテープに録音して何度も聞いた。何度でも笑えた。
オールナイトニッポンも聞いていた。眠くて最後まで聞けないんだけど。今の若者も深夜ラジオにハマる時期があるんだろうか。当時は深夜に世間とつながる手段は深夜ラジオしかなかった。今はネットがあるから深夜ラジオなど聞かないのだろうか。
それが終わって、「笑っていいとも!」が始まった。お昼にタモリかよと思ったし、当初は違和感しかなかった。現在のタモリが言っているように、「今、例えれば江頭だよ」の感じそのものだったのに、徐々にお昼といえばタモリになった。全力でやらない感じがいい。赤塚不二夫の葬儀で白紙の弔辞を読み上げたときの名セリフ「私もあなたの作品のひとつです」は素晴らしかった。4月からゆっくり街を散歩出来るんだろうか。NHK Eテレあたりで教養番組をやって欲しいとマキタスポーツが言っている。静かに何かを語るタモリさん。見てみたい。