『敗北と死に至る道が生活』その4093
出かけていて夕方帰宅したのだが、暗闇に部屋に入って体重計に躓いたのだ。それを見た妻が「もぅ、壊れちゃうでしょ」と言った。こういう場合の第一声はウソでも「大丈夫」なのだ。お袋が外食でお茶をこぼしたとき「なにやってんの」と言ってしまった反省がある。第一声は「やけどしてない」と言えばよかったという反省を持っていたからそう思うが、「もぅ、壊れちゃうでしょ」と言う妻に何も言えなかった。こちらが飲み込めば済むのだし、私だって自分で気がついていない暴言がきっとある。誰かに勝とうとか負けたとかじゃなく。
まぁこんなこと書いている時点で人として未熟だ。