『敗北と死に至る道が生活』その4402
とある受験制度について、受験可能な条件を満たす人のリストを作っているのだが、条件が明文化されているが、「既に資格を持っている人は受けられない」という項目が無い。「既に持ってる人が受験するはずがないじゃないか」という大前提が大前提すぎて書かれていないのだ。もしかしたら「既に持ってる人が受験してもいい」のかもしれないが。人間は分かるがコンピュータは分からない。受験条件を満たす人の受験を促すリストに既に持っている人もリストアップされてしまう。なのでプログラム上では「既に持ってる人は除外する」という処理を勝手に入れてある。明文化されるとこういう穴があるのだ。
これを踏まえて「海賊版サイトブロッキングについて」
政府が法制度化すると明文化されるし、暴走する危険性もある。共産圏じゃないんだから。「著作権侵害サイトに対して何らかの措置をすることに対しては異論はないはず」というNTTグループのような対応のまま行くほうが「あいまいな」=「柔軟な」対応が可能と見るがどうしたものか。