『敗北と死に至る道が生活』その5487
最近よく眼にする「国宝を観た」というSNS。国宝を観た。なんだあの2人。歌舞伎役者を演じる役者。役者って生半可な気持ちでは出来ないのだなと思った。役に入りきると「ここでこの気持ちになるんだからその動きにはならない」とか。
この映画を見ながらミヤジを思った。本物ってのは美しくて刹那的でなにしろ伝わる。「待つ男」なんてまさに歌舞伎の演目ではないだろうか。そんな事を考えながら観てしまったのでもう一度見る必要がある。
2025年の日本に生きていてこの映画をスクリーンで見ないのは勿体無い。妻が何度も「アイリスオーヤマは偉い。電話しようかな」と言っているがどういう事?