管理日誌エッセイ
『敗北と死に至る道が生活』その20
今朝みんながサッカーで盛り上がっているところに、一緒に盛り上がろうとして私は『あれは絶対オフサイドだよね』といったら盛り下がってしまった。何故だか未だに分からない。今大会は誤審が多すぎると思いませんか。イタリアが最大の被害者。
今の若者は、少しは原始人の気持ちを考えたことがあるのだろうか。
だるいだるいと言い道端にしゃがみこみ、こんなに文明社会の中で『退屈だ』などと抜かしやがる。
原始人は日々の食事に『狩り』という一大仕事をするので腹が減り、捕って来たマンモスを食べ、道がないから道端にしゃがみこむこともせず、ライオンに追われたりするから退屈もしない。おそらく『退屈』なんていう言葉すらなかったのだ。『ぱどぅん?』と聞き返されるのがオチだ。(携)がないから狼煙(のろし)を上げるしかない。それが「(母)母危篤」なのか、「(食)食事の用意が出来ました」か「単なる(炎)焚き火」なのかさえ分からないのである。
若者は20歳になったら一度原始時代に送り込んでしまえばいいのだ。ポテトはあっても、ケチャップが無いぞ。その前にフライにする装置が無いが。
代わりに現代の渋谷あたりに原始人を連れてきて見せてあげたらいい。
きっと目が回って道端にしゃがみこむことだろう。