管理日誌エッセイ
『敗北と死に至る道が生活』その36
連日吉野家の話ばかりで恐縮なのだが、連日吉野家ばかり喰っている身にもなって欲しい。私の家から一番近い外食屋が吉野家だから仕方が無いのだ。
数々の吉野家裏メニュー(『並、肉多めで(真顔で言うのがコツ)』等)を編み出してきた私であるが、最近もっと素晴らしいメニューを発見した。
例えば自宅に持ち帰り、『明太子』や『納豆』と組み合わせたい場合、牛丼はご飯が台無しになっている。ご飯が土台にも関わらずである。ご飯が土台(?)そう。私は具を土台にしてしまえばいいと閃(ひらめ)いた(閃)のだ(!)具を下に入れてもらい、ご飯を上にのせる。そうすると白いご飯のところで『明太子』を食べたあと、牛丼が食べられるという訳だ。
私は早速実践したのである。
私『持ち帰りで並。逆で』
牛『はぁ?』
私『具を下に入れてご飯を上に』
牛『はい』
意外にもあっさり受け入れてくれた。280円で牛皿弁当(370円相当)感覚である。勇気があったらやってみるがいい。『並。逆で』(V)。