管理日誌エッセイ
『敗北と死に至る道が生活』その37
Viewsicから郵送物が届いた。きっと宣伝か何かだろうと思ったが、なんだかクッション材のような柔かい封筒だった。開けてびっくりエレカシの生写真だった。The Roots の放送後のプレゼントにメールしたものが当ったようだ。滅多にプレゼントなどに応募しない私は、葉書じゃなくてメールならタダで送れる、と思い気軽に送ってみたものだ。発送を以ってなんて言ってて本当に送っているのだろうかと誰もが思うが、ちゃんとやってるようだ。
(桜の木をバックでなく)桜の木のバックに4人が並んで立っている。ただそれだけのモノクロの写真ではあるが、春の陽ざしの静かな午後といった優しさが伝わってくる。何人の人に当ったのか知らないがラッキーだ。
私は果物が大嫌いだ。甘そうに見えてたいていは酸っぱいからだ。裏切らないのはバナナ・メロン程度だ。一番嫌いなのは「プラム」だろうか。何なんだあの皮と身の境目の酸っぱさは。いやがらせか。何故知っているかというと毎日一個食べているからだ。
果実系の糖分は人体にとても良いと聞くので意識して食べるようにしている。一人暮らしなので意識して食べないと何年も果物を食べない状態が続き体に悪いと感じる。
親戚の家にいったら夏みかんが出てきた。私は夏みかんの、あの目尻を若干の涙が伝うような酸っぱさが大嫌いなのだが、無理をしてでも食べるように心がけているので食べた。何なんだあの胃液みたいな味は。何故知っているかというと毎朝胃液がこみあげてくるからだ。
おかげでどこに行っても果物が好物だと勘違いされている。挙句の果てが親までそうだと思っている。たまに実家に帰れば果物をむいてくれる。普段食べないので山ほど喰う。
私はこうして一般的に果物が好きな人よりも多くの果物を食べているのかもしれない。今後何かをばくばく食べている人を見てもそれが好物だからだとは思わないで欲しい。
私は本当は野菜が(好)なのだ。きゅうりやニンジンやキャベツなんかよりも野菜が大好きなのだ。