『敗北と死に至る道が生活』その70
夏休みも終わった。子供のころドラマを見ながら『なんでこの世の中には悪い人がいるのだろう』と思った。悪い人は『自分の性格が悪い』と気が付かないのだろうかと。子供心にもそう思った。
しかし私は今おそらく性格が悪い。99.9%の人間に毒づいている。私の口癖は『おまぇ何様のつもりだ』だ。おそらくかなり眉間にしわが寄っていると思う。しかし0.1%の人間に優しければそれでいい。両親や彼女やごくわずかな友人だけだ。すべての人に優しく接する方がよっぽど偽善的だとすら思う。
『悪い人は自分の性格が悪い』と知っていてやっている。
いつからこんなに歪んでしまったのだろう。気に入られるよりも嫌われる方が生き方として楽だ。知らない人に嫌われようが全くどうでもいい。そんな状態からもし知り合いになったら『意外といい人じゃない』という評価が貰えるからむしろ得とも言える。
大竹まことの気持がよく分る。ミヤジがステージで『何笑ってんだ。ばか。』とかいう気持も分る。最近、爆笑問題の太田も本気で突っ込む。泣かす。番組が緊迫する。それでいてNHKにもポンキッキーズにも出る。かっこいい。
そういえば先週、爆笑問題が出ている日の『笑っていいとも』を見てきた。太田の頭にはつむじが2つあった。私と同じだ。つむじが2つある人は頭がいいのだそうだ。形が。