『敗北と死に至る道が生活』その133
エレカシファンだと言うと白い目で見られることはないだろうか。大丈夫。白い目の奴のほうがよっぽど変だ。今日久しぶりに怪我をした。野菜をスライスする器具で小指の爪と皮膚をスライスしてしまった。突然のことで何が起こったのかわからなかった。何ミリくらい削ぎ落としたのか分からないが、ある知人が『人間はたまには怪我をしなければならない』という説をとなえていたので、私はバンドエイドを貼って我慢した。
人体を活性化するには血を流したり、心臓をバクバクさせた方がいいらしい。その知人によれば、現代人は献血をしたり、ジェットコースターに乗って人体を活性化するのが大切だと言う。だから私は年に一回くらいは嫌いなジェットコースターに乗ってみる。金を払って危険を買う。私はジェットコースターに好んで乗る人の気持ちが理解出来ない。