『敗北と死に至る道が生活』その154
私が(SKI)スキーをするのは実際問題スキーの楽しさからではない。と言ったら誰もが同感してくれることだろう。私がスキーをするのは『スキーをし終えて、スキー(高靴)靴を脱いだときの爽快感』を味わうためだけだ。スキーをやったことがある人ならこの感覚は理解出来るに違いない。私はあの感覚を味わえるのならスキーなどやらなくてもいい。いや、むしろスキーなどしたくないのだ。しかしながらあの爽快感を味わうには取り敢えずスキーを5時間ほど滑って、お昼には『寒い外で大丈夫な格好してんのに暖房効かせすぎじゃないか』的なレストランで『なんでこんなものが1000円を超えているのにみんな平気な顔して喰ってんだ』的なカレーライスなども、『スキー(高靴)靴を脱いだときの爽快感』をより一層高めてくれる必須アイテムだとしたらどうだ。一度そう思い込むとそうとしか思えなくなってくるから不思議だ。
なこたぁねぇだろが。