『敗北と死に至る道が生活』その162
昔IEからNNに乗り換えたらとっても違和感があって、表示全体が崩れている気さえした。(IE...Internet Explorer NN...Netscape Navigator)そんなNNにも馴れて、久しぶりにIEで見たらとっても違和感があって、表示全体が崩れている気さえした。しかるに、新幹線から『あずさ』に乗り換えた時の違和感の比ではない。あずさは世の中が崩れたかと思うくらい横揺れする。なんとかならんか。馴れとはこういうものか。自分が正しいなんて思ったらとんでもないが、私は自分は常に間違っていると思って生きている。また、死ぬまで間違え続けたいとさえ思っている。『正しい』という状態が常に正しいとは限らないし、間違った状態はそれはそれで魅力的だ。井上陽水やキース・リチャーズも一度チューニングメーターで完璧に調弦した後で敢えてペグを回すと聞く。尾崎放哉や種田山頭火も決められた俳句の枠を破壊することに美しさを感じたのかもしれない。
かと言って、お釣り間違えたらタダじゃおかない。何のために10円安い方の肉を買ったか分らなくなるからだ。庶民の皆様もそうだろう。