『敗北と死に至る道が生活』その218
私が死んでも親が困らないように保険の証券番号や銀行の口座番号、それらの連絡先情報を紙に書いて残している。死んだら貰えるはずの保険に対して毎月自動引き落としして逆に払ってしまうという訳の分らない事態になってしまうからだ。自動は勝手に続くので困ったもんだ。本人死んでるのに。だったら真っ先に銀行口座を解約することだ。ふと気になってシティバンクに電話してみた。本人が死んだらどうしたらいいのか。基本的には『相続手続き』になってしまうらしい。となると相続税がかかるということだ。
となると本人が死亡したなんてことは伝えずに、本人が生きているフリをして普通に引き出す方がいい。シティバンクのオペレーターに『本人が生きているフリをして家族が普通に引き出す方がいいんですね』と問い合わせたところ『こちらではなんとも言えないです』とのこと。立場上言えないのも無理は無い。
みなさんも暗証番号をメモしておいて死んだら開いてくれるように親族に伝えておくべきだ。ただし親族が信頼出来る場合に限る。しかし信頼できない親族っていやだな。一番たちが悪い。
しかし『本人が死んだらどうしたらいいか』などという電話を本人から尋ねられたシティバンクのオペレーターは、さぞ気味悪かったことだろう。私が一番たちが悪いのだ。かつ長生きをしそうな気配だ。