『敗北と死に至る道が生活』その230
先日テレビで、「高速道路を1番乗りする人」を取り上げていた。開通する高速道路を1番で走るというが、そこにどれ程の意味があるのだろうか。ゾロ目にこだわるという人もいる。
例えば平成4年4月4日の4時44分に四谷で切符を買うとか、
例えば平成5年5月5日の5時55分に五反田で切符を買うとか、
例えば平成6年6月6日の6時66分に六本木で切符を買うとか、
例えば平成12年3月4日の5時6分7秒に八王子で切符を買う。
そういう人が実際いる。かどうか知らないが、私はそういうことに価値観を全く見いだせない。どうするんだろうか。おそらく友人知人に自慢して、「おー、凄いね」とか言われたいんだろう。私には友達がいないのだ。