『敗北と死に至る道が生活』その316
(煎)煎餅を食べて口の中でどういうわけか縦になったところを次のひと噛みで思いっきり上あごに突き刺さったという経験はない。社会主義社会がいきなり自由資本主義社会になるのはかなり危険だということだ。堕落への道が急であるほど世代間ギャップが激しくなる。世代間ギャップが激しくなると社会の先輩が後輩に指導したらいきなり刺されるような社会である。
極めて重大な問題なのだが誰もが事なかれ主義であるのも事実だ。注意した正義の側が殺され、注意されるようなロクでもない連中の方が生き残ってしまうのである。そして裁判では極刑にもならず、のほほんと暮らす。となると朝鮮半島統一にしても、『その後』がかなり危険だということだ。鬱屈したコンプレックスを一気に解消する恐れがある。世界中がスローライフ、つまり縄文時代からやり直した方がいいだろう。今回のt.A.T.u.ドタキャン事件でそんなことを思った。