『敗北と死に至る道が生活』その437
私はヒゲが濃い。アゴや頬は剃りやすいので問題ないのだが、鼻の下から上唇にかけては剃りにくい。上から下に剃るのはいいのだが、生えている方向と逆目に剃るほうが深剃り出来る。しかしこの方法だとかなり慎重にやらないと上唇を切ってしまう。最近は手で剃るのは週に1回。あとは電気式にしている。しかし毎日毎日剃られるくせにヒゲは毎日伸びてくる。何も考えていない。『剃られてしまうのだから伸びるのやめた』とでも思ってくれたらお互い楽なのに。無駄なところにエネルギーを使っているもんだ。
20代の頃は何も考えずに剃っていたのだが、最近は『あの頃どうやって剃っていたのだろう』と思うくらいに怖い。ちょうどスキー初心者が怖がるばかりに体が硬直するから余計滑れなくなるあの原理に近いと睨んでいるのだが、理屈は分かっても実践が出来ない。私は刃物恐怖症になってしまったのだ。
そこで、少なくとも鼻の下だけ永久脱毛したい。しかしながらそんなことにお金を使っていいのだろうか。いくらぐらいするのだろう。でも金かけて永久脱毛して、あと30年程生きるのなら意味もあるが、ひと月後死んでしまうかもしれない。そういうことになると体にお金をかけるのは無意味とも言える。そんなことを考えていたら、食事をするのも馬鹿馬鹿しくなってくる。
『脱毛 代々木』で google したら、こんなページに飛んだ。気になるのはカウンタ。あまりにも少ない。カウンタさえなければもう少し詳しく読んでいたかもしれないが、3秒で閉じてしまった。
空いている時間帯のファミレスは窓際に客を入れると聞くが、そういうことか。企業のページにカウンタ付けるならダミーで10000足しておけ。これ鉄則。