『敗北と死に至る道が生活』その451
視聴率はオンかオフかしか数字に出ない。見て『面白かった』のか、『あほらし』と思ったのか分からない。『あほらし』と思った数字も視聴率にカウントされてしまう。そのことが一番あほらしい。日本テレビは個人に責任をなすりつけた。あの局は昔から偽善的だ。まぁ読売系だから仕方がない。4番打者ばっかり入れても勝てないものは勝てない。選手のやる気が一番大切なのだ。堀内を胴上げしたいと思う選手がいるとでも思っているのか?戦争は終わったと聞いていたがまだ戦闘状態のようで困る。考えてみれば私が物心ついてから世界のどこかではずーっと何かしら戦争状態のような気がする。『よそじゃ戦争やってんのに、こんなことしていていいのか?』と、ここ20年ずーっと思っている。フィリピンにはまだ日本兵が隠れている可能性が高いとも聞く。
そんな話を小耳にはさみながら車なんか買おうとしていていいのか?加湿器は気化式がいいのか?私の考えていることは随分と小さい。だから小さい車を買おう。そしてコーヒーを飲もう。窓から見える新宿の夜景を鮮明にするため部屋の明かりを消そう。スティングのフラジャイルを聴こう。そして世界情勢について愁おう。私がどう考えようが世界は変わらない。だが、少なくとも酒を飲むよりいいだろう。