『敗北と死に至る道が生活』その456
何事もイメージが大切です。例えば『おばあちゃんのぽたぽた焼き』というせんべいがあります。これ『おばあちゃん』だからいいんですね。まぁ、実際には工場で機械が焼いているのでしょうけど。その機械の名前が『おばあちゃん2号』とか、そんな感じなのでしょうけど。『おじいちゃんのポタポタ焼き』だったらどうでしょうか。
『もたもたしてんじゃねぇぞ!!おら!』
『ちゃんと焼きやがれ!くそじじぃ!!』
おじいちゃんだと、おいしくなさそうです。
知恵袋もそうです。『おばあちゃんの知恵袋』おばあちゃんはいろんな事を知っていそうです。
おかあさんはどうでしょうか。『お母さんはお袋』そのまんまです。
おねえちゃんはどうでしょうか『おねぇちゃんの知恵袋』米を洗剤で研いじゃったりしそうです。正しくは『おねぇちゃんは池袋』ですかね。歌舞伎町なんかより池袋の方がスレてません。
ところが『おじいちゃんの知恵袋』はどうでしょうか。たいした知恵なんか無さそうです。それどころか嘘臭い袋です。なぜならばおじいちゃんが持っているのは玉袋だからです。
『おじいちゃんの玉袋』
これに至っては『嘘臭い』どころか『かなり臭い』でしょう。恐らくスルメの焼いたのが腐った感じです。