『敗北と死に至る道が生活』その515
なんだか知らぬがほうれん草が高くなった。野菜でこんなに変動があるのに、外食産業は一定の値段で供給している。不思議だ。そんなことはどうでもいいが、PAO会報(Vol.30)が届いた。ツアーの情報があるかと思ったがなかった。。。福岡行きの予定がたたぬ。映画は小説を超えられないと思っているから、映画はほとんどというか絶対見ない。寝てしまうのだ。どんなに面白くても寝てしまう。どんなに眠くなくてもだ。ぐっすり寝て起きた朝見ても恐らく寝てしまうだろう。感情移入が下手クソなのだと思う。
さだまさしが嫌いな人にはどうでもいい話だが、『解夏』を読んだ。『解夏』は短編4編が収録された本で、『解夏』自体はふーんという感じだが、他の3編がなかなか良い。泣くほどでもないが、なんかじーんと来る。本だとじっくり味わいたいシーンで一旦ページを閉じたり、5行くらい遡って読み直したり出来る。映画はそんなことをしていたらどんどん先に進んでしまう。
それにしても最近アルツハイマーを扱った本ばかり読んでいる。誰もが、「身内がアルツハイマーになったら」と仮定してしまうから感情移入もしやすく、すぐ泣けるという卑怯なテーマなのかもしれない。
実は姉が昔、さだまさし好きで私も密かにLPレコードを聴いていたのだ。今だったら密かでなく聞けるかもしれない。あーっとここエレカシのページだった。すまん。聞かなかったことにして欲しい。