『敗北と死に至る道が生活』その562
本屋で売られているシリーズものの雑誌というのがある。全巻買うとタイタニックが完成してみたり、沈没させてみたり、ある種の通信教育的なものまで様々だ。特徴として創刊号だけ異常に値段を下げること、徐々に本屋から姿を消すことが挙げられる。号を重ねる毎に発行部数が減るのだか、はたまた書店が入荷を減らすのか知らないが、いずれにせよ入手が困難になってゆくらしい。いったいどっちが三日坊主なのだろうか。発行元か書店かそれとも読者か。全部だったりして。突発的に何かをやるのは簡単だが、それを続けることは難しい。ご飯は毎日喰うくせに。
森鴎外の作品はここにほとんどある。パソコンじゃ読む気がしないが。