『株で資産が3倍な生活』その882
投資番組にローソンの社長がテレビに出ていた。今年のソバの試作品を試食して、『まだしょっぱい』と言っていたが、どうなんだろうか。企業として『社長の味覚に合わせる』というのはどうなんだろうか。まぁ社長がそういう方針で経営しているのだから、会社としては正しいのだが、『おいしいソバ』になるかどうかは甚だ疑問ではある。試作品の段階でもっとグルメな人たちが意見をかわして作られたものであろう。それを社長の一声でダメ出しされると社員の意識というものは確実に萎える。サッカーでも野球でもどんなにいい選手を集めても、こんな監督の元でまともなプレイするのはもったいないという意識があると優勝など出来ない。
そこいくとセブンイレブンは何を買ってもうまい。じゃぁセブンイレブンの株を買えばいいかとなると、どうなんだろうか。既に成長しきった企業の株は安定していて劇的には動かない。成長しきった企業が安心かと言えば、三菱自動車、西武、武富士など危うい会社もある。ローリターンの割りにハイリスクとも言える。
昭和??年にセブンイレブンの株を1株持っていれば今頃1億だそうだ。『何それ』ってな会社の安い株を買った方が面白いかもね。『何それ』ってのは東証2部以下のJASDAQやマザース、ヘラクレスにある。野村證券のバーチャル投資でトップに入る人は東証一部など見向きもしない。
ありがたいのは松井証券。10万円以下の約定は無料らしい。インターネットがなきゃ私が株をやるということもなかっただろう。
『日本人はトレンドに一気に流れ、一気に引く』というのを考えれば、ある法則が見えてくる。