『敗北と詩生活』その991
『休みの日なんか何しているの?』とくだらない質問をされたら、『机の角んとこをずーっと見ている』と答えるようにしている。それ以来何も問いかけられず、人生が楽になることこのうえなき喜び。働いた。疲れて寝た。働いた。疲れて寝た。
私にとって歌とは愛だの恋だの歌われても困る。
キンキンとガラスのような声で歌う歌手どもめ。
それを聞き入る庶民どもめ。
先日ベランダにスズメが飛んできた。さぞかし茶色かろう。
歌舞伎町のポストの上に子猫が7匹いた。これから穢(けが)れてゆくのだろう。
私は哀れなる凡人だ。夢を追わなきゃならない。私の夢とは現状維持である。
まぁ人生そんなものよ。
働いた。疲れて寝た。働いた。疲れて寝た。
こんなことを(大声で)歌ってくれているバンドが存在してよかった。
エレカシがなければ私はとっくに音楽に見切りをつけていたところだ。
世間はエレカシに見切りをつけているのだろう。あーもったいない。なにが地球温暖化だ・・・、何がクールビ・・・、何が・・・私は馬鹿でしょうか。馬鹿で結構だ。机さんが友達。友達がいるのさ。友達は裏切る。金は裏切らない。金があればいい。