『ミルキーはママの味。味噌汁はお袋の味。お袋ったってビニール袋。生活』その1034
東京にもようやく乾いた風が吹き始め秋を感じ、夕暮れ時には虫だって鳴く。東京は意外に緑が多い。もちろん人工的な緑だ。明治神宮の森だって人が作ったらしい。あそこに散歩しに行くと目印の高層ビルさえも隠れてしまうのでどっちに行ったらいいかよくわからなくなる。で、森から出るといきなり原宿の喧騒。東京という都市は雑多で面白い。実家に帰って親と選挙の話をしたら、やはり自民党には入れないと言う。あんたら自民党一辺倒だったろが。私は自民党に一票するつもりだ。昔は地方や年寄りに人気のあった自民党が、いまや若い世代と都市部で人気がある。公務員のお役所仕事とか公社とか天下りとか談合とか癒着とか。そういう鎖をぶったぎってくれるといいのだが。企業献金だってやめちまえばいい。いわば上納金でしょうよ。使う側の蛇口も閉めるということを明言すれば税金上げたっていい。
ホリえもんが言うとおり自民党は既に変わっている。『ホリエモン』は全てカタカナだったか?
そんなことはどうだっていいが、『もうすぐ死に行く人』と『これからの世代』の1票が同じ重さを持っていていいのだろうか。70歳過ぎたら選挙権なくせばいいのに。なんて思ってないですよ。さまざまな人間が住んでいるのに何かをどちらかに決めなければならないということは大変なことだ。
とにかく選挙に行くこと。選挙に出ることはない。本当に体にいいのは牛乳を飲むこと。ではなく牛乳を配達することだから。