『月餅の裏に moon cake と書いてあった生活』その1036
カシオやらセイコーやらシチズンが言うには『電波時計に光発電』でエコドライブという。私はそれを真に受けて『ソーラーパワーで電波なら一生使えるじゃないか』と思い込み、そういうタイプのGショックを買った。ニューヨークに持っていったら電波が受信できないのは致し方のないことだが、飛行機の中では光発電が出来ないし、昼間つけていても袖に隠れているので全く充電出来なかった。動かない時計ほど意味のないものはない。こっちのほうがよっぽどショックだ。
更に言えば充電池の寿命は意外に短い。そんなこともあり、30万円でオメガの機械式の自動巻き時計を買った。止まったって振れば動く。
すみません。嘘をついてました。定価30万。並行輸入品で13万です。
携帯でいいと言えば言える。俺たちの憂鬱。そういえば『暑中見舞-憂鬱な午後-』を聞かずに夏を終わらせるところだった。今から聞いて寝よう。あなたもそうしなさい。